同人雑誌『まんじ』寄稿文書一覧
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140号掲載 農業、農村そして地方の応援ソング
農業、農村そして地方の応援ソング 古屋富雄作品集第2弾 ~ふるさと回帰、村に戻って~ |
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都市と農村のあり方を多くの人に考えてもらう歌として2015年10月にリリースしました古屋富雄作品集に「過疎」と「遠い思い出」があります。 そして、この2曲を聞き、歌われている村の暮らしや少年・少女のその後はどうなったかと?との問い合わせが多く寄せられました。 近年、国が示す地方創生と連動するように新聞には、「田舎から日本を変えよう」、「田園回帰どう定着・村をめざす若者たち」、「故郷のない都会人が田舎を持てる仕組み」などと、農村での暮らしのニーズやトレンドを煽るかのように掲載しています。 このような背景を感じつつ、古屋富雄作品集第2弾「ふるさと回帰」と「村に戻って」のリリースに至りました。 「ふるさと回帰」は、高度経済成長期でも離農することなく、過疎の村に留まった少年が結婚して40年が経過した今の心情を歌ったものです。 また、代々守り続けたお墓の管理についても、おろそかにすることがないように「先祖の墓に花をたむけよ」と言うメッセージをぶつけています。 「村に戻って」は、父親の工場への勤務が決まり、幼い日に遠い町へ行ってしまった少年と少女の淡い別れのその後を歌っています。 イギリスでは、「都会で暮らすこと」は、人が生きていくための「義務的な生活」であり、「田舎で暮らすこと」は、人が人らしく生きていくための「権利的な生活」であると言われています。 《ふるさと回帰 ~過疎のアンサーソング~》 町の暮らしはどうですか アー ふるさと回帰 そろそろ村に目を向けませんか 新しい風が吹いています アー ふるさと回帰
《村に戻って ~遠い思い出のアンサーソング~》 |
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君と二人で遊んだ村に これから僕はこの村で 荒れた畑を元に戻して 君から手紙が届いていました |
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